成人式以外で振袖を着る機会はある?振袖の魅力を紹介

公開日:2023/12/15  最終更新日:2023/07/06

振袖の魅力

振袖といえば、成人式を思い浮かべる方が多いのではありませんか。また、結婚式で着用することもあるでしょう。しかし、その他の機会となるとなかなか思い浮かばないのが現実です。しかし、実際に成人式以外で振袖を着る機会は複数あります。そこでこの記事では、成人式以外で振袖を着る機会を中心に振袖の魅力をお伝えします。

成人式以外で振袖を着る機会とは

成人式で振袖を着るのが定番ですが、その1回きりの着用ではもったいないです。

ここでは、成人式以外に振袖を着用する機会について紹介していきます。

結納

結納は正式な儀式とされており、結婚式前に正式な結婚の約束を交わす儀式です。

最近ではあまり聞かなくなりましたが、地域によってはまだ行われていることも多く、格式高い儀式なので振袖も適切な装いとされています。そもそも振袖は第一礼装であり、結納の場にふさわしい格好と言えます。

結婚式・披露宴

結婚式および披露宴も、振袖の着用に適した格好とされています。

結婚式や披露宴に招待されたときに、振袖を着ることにためらう方も少なくありません。

しかし、振袖は礼装であり、披露宴での着用はピッタリとされています。

また、格式のある振袖は、結婚式や披露宴で花嫁衣装として着ることも可能です。

したがって、成人式できる振袖を購入する際は、花嫁衣装として着られるデザインのものを選ぶのもおすすめです。

パーティー・祝賀会

振袖は各種パーティーや祝賀会で着用するのもOKです。

パーティーの内容にもよりますが、格式の高いパーティーであれば振袖が上品な印象を与えてくれることになるでしょう。

また、パーティーの主催者からも振袖の与える格式の高い印象は喜ばれることが多いです。

各種祝賀会に振袖を着て参加することも可能です。公的に開催されるイベントで着用する方も一定数いるので、そういった場でも活用してみてはいかがでしょうか。

初詣

お正月の初詣の際に振袖を着るのもよいでしょう。

そもそもお正月の初詣は、和のイベントであり振袖のイメージがぴったりと合います。

卒業式

短大や専門学校、さらには大学などの卒業式で来られる機会が多いのも振袖です。

ただ、卒業式では袴を着用する事が多いので、その袴と振袖をあわせて出席するケースも少なくありません。

振り袖を活用する場合は、袴のみのレンタルで対応できるので、コストを抑えられるメリットもあります。

振袖は何度も着られるので購入しよう!

以上のように振袖を着る機会は成人式だけではありません

何度も着る機会があるので、レンタルではなく購入するのもおすすめです。

リメイクするなどして、思い入れのある振り袖を生涯に渡って着用し続けられます。

レンタルの注意点

振袖をレンタルで利用しようと思っている方は、何度か利用できる特典のある店舗の利用をおすすめします。1回あたりの利用コストも低く済むようになるのでお得です。

仕立て直しでより気軽に使える着物に!

振袖を購入し、そのままだと使いにくいことも事実です。

購入した振袖を何度も活用したいのであれば、訪問着として仕立て直すのはいかがでしょうか。

そもそも振袖は、未婚女性の第一例層とされています。

しかし、訪問着にリメイクすることで、未婚・既婚を問わずに着用できるようになるのです。

格式が気になるかもしれませんが、訪問着は準礼装・略式礼装です。

したがって、利用できる場も増えます。入学式や卒業式、七五三などのイベントに着ても問題ありません。お宮参りや観劇の際に着用してもOKです。

振袖を訪問着に仕立て直す際の注意点

長い振袖部分を半分程度に縮める必要があり、色や柄によっては仕立て直しにくい振袖もあるので、その点は店舗などに事前に相談しておくとよいでしょう。

とくにビビットカラーの派手な振袖は仕立て直しにくいので要注意です。

また、店舗によってコストが大きく異なる点も把握しておきましょう。

訪問着への仕立て直しにかかるコストは、3万5,000円から4万円程度が相場とされていますが、振袖によっても異なります。

5万円から10万円程度かかることもあるので、事前に見積もりをもらったうえで仕立て直してもらうか判断しましょう。

振袖の出番は成人式の一回だけではない!

振袖は成人式以外にもたくさんの出番があります。

初詣に来てもよいですし、パーティーや結婚式への出席時に着ても問題ありません。

たくさんの利用機会があるのでタンスの肥やしになることもないでしょう。

また、上手く活用するためにリメイクもおすすめです。

訪問着にすることで、一生涯に渡って着用し続けられるわけです。成人式に着た思い出の振袖を、数十年後まで着られるというのは嬉しいものです。

まとめ

成人式以外で振袖を着る機会について紹介しました。振袖を購入することで、生涯に渡って着用し続けられます。結納や卒業式、結婚式やパーティーと言った場にもふさわしい礼装です。結婚後でも仕立て直せば訪問着として利用し続けられるので、その用途範囲は広いと言えるでしょう。ただ、振袖は高いことも事実で、レンタルで済ませたいと考える方が多いのも事実です。そういった方には、何度か利用できる特典のある店舗の利用をおすすめします。1回あたりの利用コストが低くするので経済的です。

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