振袖で個性を出すには?おすすめの着こなし方を紹介
振袖を着る際は、どうしてもオーソドックスになりがちです。しかし、振袖の着こなしにも個性を出すことが可能であり、周りに差をつけることも十分に可能なのです。そこでこの記事では、振袖で個性を出す方法を解説します。おすすめの着こなし方も紹介するので、振り袖を着る機会がある方は、ぜひじっくり読んでみてください。
トータルで考えよう!個性を演出するために押さえたいこと
振袖で個性を出すために、まず考えてほしいのがトータルコーディネートです。
1箇所だけ個性を出そうとすると、違和感が出てしまい不自然に見えてしまいます。
そうではなく、全体的なコーディネートを考え、一定の方向性を出したうえで、個性を演出するのがおすすめです。
そもそも、近年の振袖は、斬新なデザインのものが多く可愛いということを知っているでしょうか。
伝統と格式を感じられる古典柄もありますが、スタイリッシュに装えるモダン柄や、個性的に見える大正ロマン風レトロ柄など個性的なものも少なくありません。
なかには、かなり難易度が高いことも事実ですが、コーディネート次第のシンプルな無地の振り袖もあります。
帯や帯締め·帯揚げなどとの小物のコーディネート次第なので、かなりのセンスが要りますが、振袖店などと相談しながらコーディネートを決めるのもよいでしょう。
定番の柄とは
振袖の定番の柄といえば、花柄があります。
とくに最近の花柄は大きな物が多く、赤や白、そして黒などの単色で描かれたものの人気が高まっています。
花柄は大人っぽさの演出にも長けているので、大人感を演出したい場合におすすめです。
和モダンで個性を出す
和モダンの振袖が近年人気を集めています。とくに注目されているのが、幾何学模様の振袖です。
かなり特徴的なデザインですが、振袖ともマッチしており、そのうえ個性が出せるとのことで人気を集めています。
また、ハード柄や編みなる柄などを取り入れた和モダンの振袖が登場していることでも知られ、色も個性的です。黒やピンクなどを配色したものが多く、好きな色合いが選びやすいこともあり、人気が高まっています。
小物にもこだわること
振袖に個性を持たせたい場合には、小物にも注目しましょう。
小物選びで成功すればより個性を演出でき、トータルコーティネートも成功するはずです。
一般的なファッションでも、靴およびバッグを意識したコーディネートを行うでしょう。
振袖も同じであり、全体の統一感やアクセントを意識した帯揚げや帯締め、さらにはバックや草履をコーディネートしてください。
ちなみにおすすめなのが、帯揚げと帯締めは振袖の差し色になるカラーを用いることです。印象を与えられるようになるので、他の方の振袖と差別化できるはずです。
振袖で個性を出すポイントは?
振袖で個性を出すためには、いくつか意識してほしいところがあります。
こちらでは、とくに意識すべきポイントを4つ紹介します。
洋装のアイテムを追加してみる
振袖は和のものですが、小物に洋装のアイテムを用いることで個性が出ます。ベレー帽や手袋、ピヤスやイヤリングなどで演出してみてはいかがでしょうか。
とくにレトロ柄の振袖とマッチングするのが、ベレー帽と手袋です。大正ロマンを感じさせるようなトータルコーディネートとなるので、一気に個性が増します。
ちなみに手袋については革素材ではなく、カシミヤやレースなどの素材を合わせてみると上品さがアップするのでおすすめです。
足元を個性的にしてみる
振り袖を着る際は一般的に草履を履きますが、そこでブーツやぽっくり下駄を活用してみるのもおすすめです。
振袖にブーツは近年流行りつつあるスタイルで、振袖の着付を少し短めにすると似合います。
ぼっくり下駄は舞妓さんが履いている高い下駄であり、伝統的な色合いや柄の振袖にマッチングします。
ネイル
振袖の色とネイルの入を合わせることで、印象が大きく変化します。
ネイルにこだわることで、全体的な印象にも大きな影響が出てくるので、どのネイルが合うか考えておくと良いでしょう。
ヘアスタイル
振袖の世界観にマッチした髪飾りを選びましょう。
また、振袖に合った髪色にするのもおすすめです。
ほかの人と被らない!個性的なコーディネート例
個性的なコーディネートの例を3つ紹介します。
クール系
黒の絞り振袖にシルバーの柄の入った帯を用いると、モノトーンのシックな仕上がりとなります。
できるのであれば、ヘアスタイルはシンプルなダウンスタイルに、前髪にはウェーブを入れてみるのもよいでしょう。
ビンテージ+ガーリー系
黒のビンテージ柄の振袖に、襟にはフリルリボンをつけガーリーにする振袖です。
ヘアスタイルはガーリーさを演出するためにダウン系にし、無造作なウェーブで大人っぽさを演出するのもおすすめです。
レトロ系
白の柄に白の帯を活用したレトロ系の振袖も個性を出せます。
帯にも白を用いることで強い印象を与えられるでしょう。一方で帯締めには青や赤を用いることで、帯締めがより映えます。
まとめ
振袖で個性を出す方法について解説しました。振袖は着こなし方1つで個性が出せるもので、小物にもこだわると世界観がより広がるでしょう。そもそも、近年ではさまざまなデザインの振袖が出てきており、自分のセンスにマッチしたものも見つけやすいでしょう。まずはお気に入りの振袖を見つけ、自分らしくアレンジしていきましょう。